2013/12/29

超高速無線LAN!802.11ac BUFFALOルータをブリッジモードにしたWi-Fi設定

802.11ac BUFFALOルータをブリッジモードにしたWi-Fi設定


以下記事はBUFFALOルータを、ブリッジモードで動作させ無線LANアクセスポイントとして利用する場合の流れになる

「ブリッジモードって何?」という方はこちらの記事を参照。

既にルータを所持しており、有線LANではインターネット利用が可能という環境に無線LANルータを追加導入する場合の手順。

IEEE802.11ac対応のBUFFALOルータ、WZR-1750DHP2、WZR-1166DHP2、WZR-1750DHP、WZR-1166DHPをブリッジモードで動作させ「IEEE802.11ac」の規格で無線LANを接続する場合の手順。


「まだネット設定が終わっていない!」というようなインターネットの初期設定からの操作が必要という方はこちらの記事を参照。


本記事は以下の環境の方を対象をとした設定手順。

NTT製「ひかり電話対応ルータ」等のブロードバンドルータが、既に宅内LANに設置済みで、有線LANでのインターネット利用は可能という環境。


「マニュアルを見て自分なりにやってみたけどできなかった」、「ルータをいろいろイジってみたけどよくわからなかった」など事前に少しでも設定を試している場合は、以下を実施する前にルータの「初期化」(工場出荷時状態に戻す作業)を必ず実施!初期化方法はマニュアルに記載あり。RESETボタンを押すだけの非常に簡単な作業となる。


A-1.~A-4. はBUFFALO ルータをブリッジモードにする手順


A-1. NTT機器とBUFFALO ルータのWANポート(Internetポート)をLANケーブルで接続し、BUFFALO ルータのLANポートとPC をLANケーブルで接続

※必ずBUFFALO ルータとPC の電源は落としたままの状態で配線すること。
※手元にLANケーブルが2本ない場合はルータとPC 間はLANケーブルで接続せずに進めて構わない
BUFFALO ルータとPC の電源は落としたままの状態で配線


A-2. BUFFALO ルータの電源を入れ、「ROUTER」ランプが橙点灯になることを確認

※ROUTER ランプが橙点灯にならない場合はMODE ボタンを使って橙点灯にする。
※※MODE ボタンの使い方はこちらの記事を確認。


A-3. ROUTER ランプが橙点灯になったらPC の電源を入れる

※PC の電源を入れたら「3分」待つ。これ大事!


【補足】
ROUTER ランプが橙点灯にできない場合は、ROUTER ランプ消灯でも構わない。
ROUTER 青点灯はNG!、できれば橙点灯、または消灯で次に進もう。


A-4. BUFFALO ルータとPC 間をLANケーブルで接続している場合は、ブラウザを起動しWebサイトが閲覧できるか確認してみる

※BUFFALO ルータとPC 間をLANケーブルで接続していない場合は手順 B-1 へと進む。
ここまででBUFFALO ルータをブリッジモードで動作させる作業は以上で完了となる。


B-1.~B-4. は無線子機(PC側)のセットアップとルータとPC 間の無線接続手順


※今回は「高速無線LAN」がテーマのため、802.11ac でWi-Fi 接続をするための手順解説となっている。802.11ac 対応の外付け無線アダプタ(子機)を持っていない、またはPC の内蔵無線アダプタが802.11ac 対応のものという方は、以下手順 B-1とB-2 は不要となり、B-3から進めて構わない。

B-1. IEEE802.11ac対応の無線子機(外付けワイヤレスアダプタ)を用意する

※PCにはまだ装着しない。
※PCの内蔵無線アダプタが802.11ac対応のものならば、外付け子機は不要。
※以下はBUFFALO製802.11ac対応子機WI-U2-866Dを使用する場合の流れ。


B-2. 自分のPC のOS に対応した無線子機用のドライバをインストールする

※インストール方法は付属のBUFFALO CD-ROM をPCにセットし画面の指示に従うだけ。


※ドライバのインストールがうまくいかない場合は以下を参照。
http://faq.buffalo.jp/app/answers/detail/a_id/106/p/1,11,7443,7446


(無線子機がPC側で認識されればセットアップは完了)
次にBUFFALO ルータとPCを802.11acの無線で接続する


B-3. 付属の「セットアップカード」からSSID/a(Buffalo-A-*****)を確認

802.11ac の超高速Wi-Fi を実現するには「SSID/a(Buffalo-A-*****)」に必ず接続!
※SSID/g(Buffalo-G-*****)に接続すると802.11ac での接続にはならない。
「SSID/a(Buffalo-A-*****)」に必ず接続!


【補足】
802.11ac 対応の無線子機を持っていない場合で、PC の内蔵無線アダプタが802.11a 非対応(5GHz利用不可)の場合は「SSID/a(Buffalo-A-*****)」に接続することはできない。いくらやっても「SSID/a(Buffalo-A-*****)」に接続できないような場合は、「SSID/g(Buffalo-G-*****)」に接続してみるとよい。


B-4. PC側でSSIDを検出し、Buffalo-A-***** に対し、「セットアップカード」に記載の「暗号化キー」を入力し接続完了となる

ルータとPC 間の、無線接続については以下の記事を参照
Windows XP の場合
Windows Vista、Windows 7 の場合
Windows 8 / 8.1 の場合
Mac OS 10.5 / 10.6 / 10.7 / 10.8 / 10.9 の場合


BUFFALO ルータとPC 間のWi-Fi(無線)が接続できれば設定はすべて完了。無線LANでのインターネット接続を確認しよう。


MODE ボタンを使わないでBUFFALO ルータをブリッジモードにする方法

上記 A-1.~B-4. の手順でうまくいかない場合はこんな方法もある

※うまくいかない原因が配線ミスや操作ミスだった場合は、以下操作は意味のない作業となるのでご注意を!


1. BUFFALO ルータを「初期化」する

※初期化方法は、BUFFALO ルータの電源が入った状態で、本体底面の[RESET]ボタンを押し、BUFFALO のロゴランプが赤点滅したら手を放すだけの簡単な作業になる。


赤点滅したBUFFALO ランプが「白点灯」になるまで待って初期化完了となる。


2. NTT機器とBUFFALO ルータのWANポート(Internetポート)をLANケーブルで接続し、BUFFALO ルータのLANポートとPC をLANケーブルで接続

※PCの電源を落とした状態で配線する。
配線


3. PC の電源を入れ、デスクトップ画面右下の通知領域から表示される「追加のログオン情報が必要です」をクリック

通知領域から表示される「追加のログオン情報が必要です」をクリック


「追加のログオン情報が必要です」が表示されない場合は、ブラウザ(Internet Explorerなど)を起動すると自動的にBUFFALO の設定画面が表示される可能性あり。それでも表示されない場合は、ブラウザのアドレスバーに「192.168.11.1」を入力してみる。
アドレスバーに「192.168.11.1」と入力


4. [Internet側の確認を行う]ボタンをクリック

[Internet側の確認を行う]ボタンをクリック


5. ログイン画面が表示されるので、「admin」、「password」を入力する

ログイン画面が表示されるので、「admin」、「password」を入力する


6. [DHCPサーバーからIPアドレスを自動取得]にチェックを入れ[進む]をクリック

[DHCPサーバーからIPアドレスを自動取得]にチェックを入れ[進む]をクリック


※違う画面が表示された場合は[もう一度、確認する]をクリック。


これでBUFFALO ルータを「ブリッジモード」で動作させることができた。
あとは、B-1.~B-4. の手順を参照し、BUFFALO ルータとPC 間のWi-Fi 接続を完了させれば、無線LANでのインターネット環境が完成。




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