自宅のWi-FiをSoftBankにしたらLINEなどのアプリが利用できない件

NTTのフレッツ光でプロバイダーをYahoo! BB（SoftBank）にしている方や、インターネット回線自体をSoftBank 光で利用している方で、「BBユニット」というSoftBankの白いルータのWi-Fi機能を利用していると、LINEやパズドラなどのゲームアプリが通信エラーになり、利用できなくなってしまうことがたまにある。

パソコンやスマホのインターネット接続は問題なくできてWebページも正常に閲覧できるけど、LINEや一部のゲームアプリなどをタップして起動しても通信エラーとなり利用できないという症状だ。

「iPhoneやAndroidスマホを自宅Wi-Fiに接続するとアプリが利用できない」という場合は、BBユニット（SoftBank製の白いルータ）の「IPv6」を無効にして、アプリが利用できるか確認してみよう。

今回は、
インターネット回線：SoftBank 光
BBユニット（SoftBank製の白いルータ）：E-WMTA2.3
という環境での解決策を紹介する。

インターネット回線がフレッツ光で、SoftBankのルータがE-WMTA2.2という機種の場合でも同様の手順で解決できるが、パソコンにNTT東日本のセキュリティソフト（フレッツウイルスクリアv6）をインストールしていたり、NTTのIPv6関連サービスを利用している場合は、それらが利用できなくなってしまうので注意が必要だ。

フレッツ光を利用中で、NTTのIPv6関連のサービスを利用中の場合は、
IPv6インターネット機能を設定する | Yahoo! BB | SoftBank
を確認して、すべてのポートを「フレッツv6サービス（パススルー）」に設定してみよう。

BBユニットのWi-Fiでスマホのアプリが通信エラーになる場合はIPv6を無効にしてみよう

BBユニットの「IPv6」を無効にする方法

1. BBユニットの設定画面を開く。

BBユニットのIPアドレス初期値は「192.168.3.1」、ログインユーザ名とPWはともに「user」となっている。

2.　[IPv6の設定]をクリックする。

3.　「IPv6設定」の項目で 無効 を選択し、[設定を保存する]をクリックする。

以上でIPv6を無効にする設定は完了。
Wi-Fi環境でアプリが正常に起動するか確認してみよう。
この症状はすべてのBBユニットWi-Fi環境で起きるわけではないので、IPv6を無効にせずとも正常にアプリが起動できている場合は、そのままで問題ない。また、IPv6無効後に症状が改善された場合、もう一度IPv6を有効に戻しても、改善状態が維持されたままとなることが多い。