2013/12/22

Mac OS X 10.6 / 10.7 / 10.8 でのPPPoE設定(インターネット接続設定)

Mac OS X 10.6 / 10.7 / 10.8 でのPPPoE設定(インターネット接続設定)


Mac OS X 10.6以降のPPPoE設定


ルータがないLAN環境の場合で、Mac OS X 10.6(Snow Leopard)、10.7(Lion)、10.8(Mountain Lion)でインターネットへ接続する際には、Mac のPPPoE機能を使ってPC自体に接続設定を作成することになる。


Mac 10.6 / 10.7 / 10.8 のPPPoE機能でインターネットに接続する方法


※以下はルータがないLAN環境での設定手順となる。
※PPPoE設定って何?、ルータって何?という方はこちらの記事を参照。


3つのOS(10.6 / 10.7 / 10.8)のPPPoE設定手順をまとめて載せているので、OSごとの微妙な表記違いや、画面違いまでは明記できていない。ただほぼ同じような操作手順なので戸惑うことは少ないはずだ。


1. 終端装置(またはVDSLモデム等)とMac(PC)をLANケーブルで配線する

※必ず先に配線を済ませておく。


2. [システム環境設定]を開く

※Dockからでも、画面左上のアップルメニューどちらからでも可。
[システム環境設定]を開く


3. [ネットワーク]をクリック

[ネットワーク]をクリック


4. 「ネットワーク環境」のプルダウンから[ネットワーク環境を編集]をクリック

「ネットワーク環境」のプルダウンから[ネットワーク環境を編集]をクリック


5. [+]をクリック

[+]をクリック


6. [名称未設定]の文字を削除し好きな名前を入力し、[完了]をクリック

※ここでは例として「HOME」と入力。
[名称未設定]の文字を削除しに好きな名前を入力


7. 「ネットワーク環境」を 手順6 で自分が設定した環境(今回の場合はHOME)に合わせる

「ネットワーク環境」を 手順6 で自分が設定した環境(今回の場合はHOME)に合わせる


8. 左側にある[Ethernet]を選択して、「IPv4 の構成」のプルダウンから[PPPoE サービスを作成]をクリック

左側にある[Ethernet]を選択して、「IPv4 の構成」のプルダウンから[PPPoE サービスを作成]をクリック


9. サービス名に「PPPoE」と入力し、[完了]をクリック

サービス名に「PPPoE」と入力し、[完了]をクリック


10. 左側にある[PPPoE]を選択して、ISPのID/PWを入力

※PPPoE サービス名は任意入力。(空欄のままでも可)
※「パスワードを記憶」に必ずチェックを入れること。
※「メニューバーにPPPoEの状況を表示」にチェックを入れること。
左側にある[PPPoE]を選択して、ISPのID/PWを入力


※今行っている設定はMac(PC)のPPPoE機能を使用して、Mac(PC)自体にインターネットの接続設定を作成する設定のため、PCの電源を落とすと接続が切断され、再度電源をONにした際に再びインターネットへ接続し直す必要がある(この意味が?という方はこちらの記事を参照)、その再接続方法を「手動」にする場合は 手順11 へ進み、Safari 起動時に自動でインターネットへ接続するための設定をする場合は、[詳細]をクリックし、[PPP]タブ内から「必要な時に自動的に接続」にチェックを入れ[OK]をクリックする必要がある。


【自動接続設定】
[PPP]タブから「必要な時に自動的に接続」にチェックを入れ[OK]をクリック


11. [適用]をクリック

※ここの[適用]を忘れてしまう場合があるので必ずクリック!
[適用]をクリック


12. 手順10 でSafari 起動時に自動接続(必要な時に自動的に接続)の設定をした方はこれで設定完了となる。手動接続を選択した方は、メニューバーにあるPPPoEアイコンをクリックし、操作メニューから[接続:PPPoE]をクリックすることでインターネットへの接続が確立される。

メニューバーにあるPPPoEアイコンをクリックし、操作メニューから[接続:PPPoE]をクリック


※手動で接続を行う操作は、PCの電源を入れた初回にのみ必要となる。一度接続した後は、基本的にPCの電源を落とさない限り接続は維持される。



↑このルータは玄人向けのルータ。高性能/多機能で素晴らしい製品だと思うが、使いこなすにはそれなりの知識が必要。このルータに関しての詳細はこちらのサイトを参照。

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