2013/08/15

Windows 7 ではできたことができない!Windows 8 で 「失われた機能」 とは何か



「Windows 8 からPCを始めた」という方は、関係ないかもしれないが、Windows XP、Vista、7という従来Windowsを愛用していて、Windows 8 に乗り換えた方は、

「今までできていたことができない?」
「今まであった画面(表示)がない?」


と戸惑ってしまうことも多いはず。



従来Winndowsと比較して、Windows 8 から失われた機能を簡単に紹介する。



スタートボタン、スタートメニュー
誰もがご存じだと思うが、デスクトップUI からスタートボタンが消失。

次期OS、Windows 8.1ではスタートボタンのみ復活、残念ながら、スタートメニューは廃止されたまま。



OS標準 DVDビデオ機能
Windows Media Player のDVD再生機能
ここが一番「何故?」と思われる方が多いはず。

従来Windowsでは、Windows Media Player でDVDを再生することが可能だったが、Windows 8 のWindows Media Player ではDVD再生はできない。DVDデコーダー機能が廃止され、Windows Media Player のDVD設定インターフェイスが完全に削除されている。

※Windows 8 対応のDVD再生ソフトを別途インストールするか、「Windows 8 Media Center Pack」を導入すれば、DVD再生が可能になる。



標準 VGA ドライバ
XPDM ドライバ終了に伴い廃止。



F8キー操作でのスタートアップオプション起動
Windows 8 は高速起動のため、F8キーでスタートアップオプションは起動は不可。

Windows 8 でのスタートアップオプション起動方法
・OS正常起動不可時は自動で起動
・Shiftキーを押しながら、OS再起動
・「PC設定」⇒「PCの起動をカスタマイズする」⇒「今すぐ再起動」をクリック
・「Shutdown/r/o」コマンド実行



ワイヤレスネットワークの管理
無線LANプロファイルの削除や、接続優先順位設定ができたインターフェイスは削除され、チャーム上でアクティブなネットワークの接続情報の変更/削除のみが可能。



その他にも、Windows Media Center が拡張パックでのインストールになったり、OS標準のPPPoE機能を利用してインターネットへ接続する際の、「名前、パスワード、証明書の入力を求める」の有効、無効ができない等、細かい点は多々あるが、やはり一番反響が大きいのは「DVD再生不可」かと。Windows 7 では書き込みのみの対応だったISOファイルが、Windows 8 では、書き込みとマウントとの両方が可能になり、別途ソフトをインストールしなくとも、ISOファイルを光学ドライブとして認識できるようになっていることを考えると、DVDでの映像視聴は古い!とでもMicrosoftは考えたのかもしれないが、TSUTAYAでレンタルしたDVDをPCで見ることを楽しみにしている、PC初心者の方々がたくさんいることをMicrosoftは知らない。(笑)

DVD再生ソフトを別途インストールすればいいだけだが、「PCにDVDを挿れれば映像が映る」と簡単に考えている方ばかりなので、Windows Media Player からDVD再生機能が消えたということに気付くことはもちろんできず、「故障」、「初期不良」と思い込んでいる方を、Windows 8 発売当時にはたくさん目にした。購入から半年以上経っているのに、「何故かDVDが再生できない・・・」と未だに悩んでいる方もちらほら見かける。


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